「サニーレタス」の版間の差分

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(ページの作成:「'''サニーレタス'''は、非結球型のレタスである葉レタス(学名 Lactuca sativa var. crispa、リーフレタス、チリメンチシャ)の品種…」)
 
 
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また、サニーレタスの名は、日産の大衆車「サニー」に由来するといわれることもある。
 
また、サニーレタスの名は、日産の大衆車「サニー」に由来するといわれることもある。
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食品としては緑黄色野菜に分類される。淡色野菜である結球レタスとは異なり、葉の先が縮れるとともに赤紫色を呈する。この色は光に対する防御のために細胞内に蓄積されるアントシアニンによる。
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日照の十分な露地栽培では良く呈色するが、屋内での水耕栽培など人工的な環境下で育てた場合、光条件によっては十分に色がつかない場合がある。
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栄養価においてはレタスと比べてβ-カロチンの含有量が多い。他にビタミンC・B・K、葉酸(ビタミンM)、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維などが含まれている。

2021年12月16日 (木) 00:03時点における最新版

サニーレタスは、非結球型のレタスである葉レタス(学名 Lactuca sativa var. crispa、リーフレタス、チリメンチシャ)の品種のうち、

特に紅色から紅褐色がかかった葉を有する品種の日本における総称である。

名称[編集]

「サニーレタス」(sunny lettuce)は、日本独自の造語(和製英語)であり、英語圏では同様の品種のことを“red-tip leaf lettuce”あるいは“red leaf lettuce”などと呼ぶ。

「サニーレタス」の名称は1982年に商標登録出願されたが、1985年に審決により拒絶されたという経緯があり、以降、市場で一般に通用する名称(市場名)として定着している。

雑学書の類などでは、「サニーレタスの正式名は『スタンクトン・アーリーレッド』である」などという主張がみられることがある。

また、サニーレタスの名は、日産の大衆車「サニー」に由来するといわれることもある。

特徴[編集]

食品としては緑黄色野菜に分類される。淡色野菜である結球レタスとは異なり、葉の先が縮れるとともに赤紫色を呈する。この色は光に対する防御のために細胞内に蓄積されるアントシアニンによる。

日照の十分な露地栽培では良く呈色するが、屋内での水耕栽培など人工的な環境下で育てた場合、光条件によっては十分に色がつかない場合がある。

栄養価においてはレタスと比べてβ-カロチンの含有量が多い。他にビタミンC・B・K、葉酸(ビタミンM)、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維などが含まれている。