「ムーミン」の版間の差分
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一言で強烈な印象を与える毒舌家であり、作品に現実的な視点を添えるキャラクター。 | 一言で強烈な印象を与える毒舌家であり、作品に現実的な視点を添えるキャラクター。 | ||
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+ | ムーミントロールの親友。ヒトに似た姿だが、しっぽが描かれた挿絵も存在するなど明確にヒトとは異なる。 | ||
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+ | 父親はムーミンパパの友人のヨクサル。自由と孤独、音楽を愛する旅人として描かれており、クールで物事を所有することを嫌う。 |
2021年11月3日 (水) 00:12時点における最新版
ムーミン(スウェーデン語:Mumin、フィンランド語:Muumi、英語:Moomin)は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シーリーズ」と呼ばれる一連の小説と絵本、
および末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた「ムーミン漫画」作品の総称、あるいはそれらとそれらを原作とする二次著作作品の総称。
または、同作品に登場する架空の生物の種族名であり、同時に主人公(主要な登場人物)の名前でもある「ムーミントロール」の略称あるいは愛称。
舞台[編集]
ムーミントロールたちは、妖精たちの住む谷・ムーミン谷に住んでいる。
ムーミン谷には、東に「おさびし山」がそびえ、その麓から川が流れている。その川にはムーミンパパの作った橋がかかっていて、その橋の先にムーミン屋敷がある。
ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがある。西は海に面しており、桟橋の先には水浴び小屋がある。
登場人物[編集]
ムーミントロール
本作の主人公。ムーミン一家の好奇心旺盛な優しい男の子。日本では妖精だと勘違いしている人が多いが厳密に言えば妖精ではない。
見た目は直立したカバのような風貌をしているように言われるが、原作者本人の挿絵ではカバの吻に見える部分は巨大な鼻という設定である。
父親はムーミンパパ、母親はムーミンママ。一人称は「僕」。
フィンランドのどこかにある「ムーミン谷」と呼ばれる場所で、ひっそりと暮らしている。冬になると家に籠って冬眠する。
ムーミンパパ
ムーミントロールの父親。妻はムーミンママ。
出身は捨て子で、孤児院に保護された。夢見がちでロマンチスト。院長と馬が合わず孤児院を脱走して、発明家フレドリクソンらと共に蒸気船「海のオーケストラ号」で冒険に出た。
航海の後、嵐の海岸で助けた女のムーミントロール(のちのムーミンママ)との間に生まれたのがムーミントロールである。
ムーミンママ
ムーミントロールの母親。夫はムーミンパパ。
いつも賑やかなムーミン一家を支える。常に赤と白の縦じまの腰巻エプロンを着用して、手には持ち手の付いたハンドバッグを携帯している。
寛容で穏やかな性格だが、時折お転婆で無鉄砲な性格が垣間見える。
スノーク
ムーミン族とは似て非なる生物であるスノーク族の青年で、"スノークのお嬢さん″の兄。
スノークのお嬢さん(ノンノン、フローレン)
スノークの妹。前髪があり、金のアンクレットをつけている。ムーミントロールのガールフレンド。
小説版では自分の前髪などに対するいささかナルシスト的な面も見せるが、ムーミンに気遣いを見せる優しい女の子として描かれる。
ミイ(ちびのミイ)
ミムラという一族の一人で、ママミムラ(ミムラ夫人)の20番目の子。タマネギのように結った髪型が特徴(ミムラ属の女はみんなこの髪型)。
ちびのミイという名前は、他の弟妹と異なり大きく成長しなかったことにちなんでつけられたもの。
一言で強烈な印象を与える毒舌家であり、作品に現実的な視点を添えるキャラクター。
スニフ
ツチブタやカンガルーのような外見の生き物で、ムーミンパパの若い頃の冒険仲間であるロッドユールとソースユールの間に生まれた子である。
大変な臆病でわがままな性格をしており、金貨・宝石・貴金属などキラキラ光る金目の物が大好き。食いしん坊であり、泳げないので水が苦手。
スナフキン
ムーミントロールの親友。ヒトに似た姿だが、しっぽが描かれた挿絵も存在するなど明確にヒトとは異なる。
父親はムーミンパパの友人のヨクサル。自由と孤独、音楽を愛する旅人として描かれており、クールで物事を所有することを嫌う。