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(レアルマドリードの歴史) |
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2000年代前半の第一次銀河系軍団 | 2000年代前半の第一次銀河系軍団 | ||
かつて各国のスターたちを擁して、“銀河系軍団”と評されたのが、2000年代前半のレアル・マドリーだ。ロベルト・カルロス、フェルナンド・イエロ、ミチェル・サルガド、クロード・マケレレ、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴ、グティ、デイビッド・ベッカム、ロナウド、ラウール・ゴンサレス……。世界に名立たる名手たちが揃ったチームは、まさに豪華絢爛だった。 | かつて各国のスターたちを擁して、“銀河系軍団”と評されたのが、2000年代前半のレアル・マドリーだ。ロベルト・カルロス、フェルナンド・イエロ、ミチェル・サルガド、クロード・マケレレ、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴ、グティ、デイビッド・ベッカム、ロナウド、ラウール・ゴンサレス……。世界に名立たる名手たちが揃ったチームは、まさに豪華絢爛だった。 | ||
+ | 2000年代後半の第二次銀河系軍団 | ||
+ | 第一次銀河系軍団を築いたフロレンティーノ・ペレス会長の再任に伴い新(第二次)銀河系軍団が結成された。2009年の夏の移籍市場でクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、シャビ・アロンソ、カカを獲得。その後も、アンヘル・ディ・マリア、サミ・ケディラ、メスト・エジルをさらにはルカ・モドリッチ、トニ・クロース、ハメス・ロドリゲスらを相次いで獲得。まさに世界を代表するトッププレーヤーの集まった銀河系軍団となった。序盤は国内リーグをはじめヨーロッパのコンペティションにてタイトル獲得は叶わなかったものの、2013シーズンから2017シーズンにかけての5シーズンで初のUCL連覇である3連覇を含め4度の優勝を果たすなど第二次銀河系軍団はヨーロッパのコンペティションを総なめとし、名実ともに銀河系軍団となったが、中心選手であるクリスティーノ・ロナウドやクラブのレジェンドであり監督のジネディーヌ・ジダンの退団などを契機にこの軍団は崩れかかっている。 |
2021年7月3日 (土) 19:16時点における版
1902年に創立。現在のホームスタジアムはエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ。現在はリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンに所属し、同リーグにおいて34回の最多優勝記録を持つほか、FCバルセロナとアスレティック・クルブと共にリーガ・エスパニョーラの創立以来、一度もプリメーラ・ディビシオンから降格したことがないクラブでもある。さらに2021年の時点で6クラブのみであるビッグイヤーの永久保持を認められた史上初のクラブである。
獲得した国際タイトルは、UEFAチャンピオンズカップおよびUEFAチャンピオンズリーグにおいて歴代最多となる計13回の欧州制覇、さらにラ・ペケーニャ・コパ・デル・ムンド、インターコンチネンタルカップおよびFIFAクラブワールドカップにおいても歴代最多となる計9回の世界一を誇る。
2016年には、世界有数の経済誌『フォーブス』によるスポーツチームの資産価値の格付けにおいて36億5000万ドルと算出されており、2013年から2015年まで世界一の資産価値のクラブとなっていた[1]。
スペインサッカー連盟は1909年に創設されたものであり、同クラブ創設当初のスペインにはサッカーを統括する団体が存在しなかった。また、当時は同クラブが唯一のサッカー団体であったため、スペインを代表してFIFAの創設メンバーに名を連ねた。
首都マドリードに本拠地を置いているレアル・マドリードは、サッカー界だけでなく、スポーツ界においても最も影響力が強いクラブであることから、国内外の強豪クラブからライバル視されやすく、歴史的な背景からカタルーニャやバスクなどの地域のクラブから強い対抗心を抱かれている[2]。 特に、同リーグ所属のFCバルセロナとは強烈なライバル関係にある。FCバルセロナとの対戦はエル・クラシコ (El Clásico) と呼ばれ、100年以上に渡り因縁の対決を続けており、世界各地のサッカーファンが注目を集める一戦となる。長きに渡り対戦成績を上回っていたレアル・マドリードだが、2019年3月2日のエル・クラシコでFCバルセロナが勝利したことで、およそ87年ぶりに通算対戦成績の勝ち越しを許した。
同じマドリードを本拠地とするアトレティコ・マドリードも同様に強烈なライバル関係にある。アトレティコ・マドリードとの対戦はマドリードダービー (El Derbi Madrileño) と呼ばれる[注 1]。
また、サッカーのクラブチームのほか、バスケットボールのクラブチームおよび女子サッカーチームも持つ総合スポーツクラブである。
スペインバスケットボールリーグ1部リーガACBのレアル・マドリード・バロンセストがそれであり、ユーロリーグにおいて歴代最多となる計9回の優勝、さらにインターコンチネンタルカップ においても歴代最多となる計5回の優勝を誇る。
女子サッカーに関しては、ライバルのFCバルセロナやアトレティコ・マドリードが女子サッカーチームを保有する一方、長らく参入しなかったが、女子サッカーの人気の高まりを受けて2019年6月に同じくマドリードを拠点とするプリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ所属の女子サッカークラブ「クラブ・デポルティーボ・タコン」を吸収合併、2020年7月より名称がレアル・マドリード・フェメニーノになり、正式に傘下となった。 レアル・マドリードはFIFA認定の20世紀最高クラブの賞を受賞して2000年を締めた。アルフレド・ディ・ステファノとフロレンティーノ・ペレス会長がローマで行われたアワードで同賞を受賞した。レアル・マドリードは全投票の42%を獲得。マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンが9%を超える票を獲得しマドリードに続いた。
この表彰はレアル・マドリードの輝かしいキャリア、世界中のサッカーの発展における貢献を讃えるもの。20世紀にレアル・マドリードが獲得したタイトルはヨーロッパカップ8、UEFA杯2、インターコンチネンタルカップ2、ラテンカップ2、リーガ27、国王杯17、スペインスーパーカップ5、リーガカップ1、スモールワールドカップ2回。
2000年代前半の第一次銀河系軍団 かつて各国のスターたちを擁して、“銀河系軍団”と評されたのが、2000年代前半のレアル・マドリーだ。ロベルト・カルロス、フェルナンド・イエロ、ミチェル・サルガド、クロード・マケレレ、ジネディーヌ・ジダン、ルイス・フィーゴ、グティ、デイビッド・ベッカム、ロナウド、ラウール・ゴンサレス……。世界に名立たる名手たちが揃ったチームは、まさに豪華絢爛だった。 2000年代後半の第二次銀河系軍団 第一次銀河系軍団を築いたフロレンティーノ・ペレス会長の再任に伴い新(第二次)銀河系軍団が結成された。2009年の夏の移籍市場でクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、シャビ・アロンソ、カカを獲得。その後も、アンヘル・ディ・マリア、サミ・ケディラ、メスト・エジルをさらにはルカ・モドリッチ、トニ・クロース、ハメス・ロドリゲスらを相次いで獲得。まさに世界を代表するトッププレーヤーの集まった銀河系軍団となった。序盤は国内リーグをはじめヨーロッパのコンペティションにてタイトル獲得は叶わなかったものの、2013シーズンから2017シーズンにかけての5シーズンで初のUCL連覇である3連覇を含め4度の優勝を果たすなど第二次銀河系軍団はヨーロッパのコンペティションを総なめとし、名実ともに銀河系軍団となったが、中心選手であるクリスティーノ・ロナウドやクラブのレジェンドであり監督のジネディーヌ・ジダンの退団などを契機にこの軍団は崩れかかっている。