「ベルサイユのばら」の版間の差分

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しかし、ヴァレンヌ事件をきっかけに国民の信頼を失って処刑される。
 
しかし、ヴァレンヌ事件をきっかけに国民の信頼を失って処刑される。
  
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2021年11月17日 (水) 19:49時点における版

ベルサイユのばら」は、池田理代子による漫画作品。通称「ベルばら」。

フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実をもとにしたフィクション作品。

概要

1972年21号から1973年まで、『週刊マーガレット』(集英社)にて連載。

フランス・ブルボン朝後期、ルイ15世末期からフランス革命でのアントワネット処刑までを描いている。

前半はオスカルとアントワネットの2人を中心に描き、中盤以降はオスカルを主人公として、フランス革命に至る悲劇を描いた。

宝塚歌劇団による舞台化の大成功が作品のヒットに拍車をかけ、テレビアニメ、劇場版アニメなどが制作されて社会現象化した。

2013年12月時点で累計発行部数は2000万部を突破しており、これさえ読めばフランス革命史はだいたいわかるとまで言われる。


あらすじ

18世紀フランス。

ジャルジェ将軍の娘として生まれたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、武門の家を継ぐため男として育てられ、長じて王妃マリー・アントワネット付きの近衛隊長に任ぜられる。

スウェーデンの青年貴族フェルゼンと出会ったアントワネットは激しい恋に陥るが、オスカルもまたフェルゼンにほのかな想いを寄せていた。

フランス革命へ向けて揺れ動き始めた時代の中、オスカルとともに育ったアンドレは、自らの想いを隠して彼女を見守るが…。

登場人物

本編メインキャラクター

マリー・アントワネット

本作の主人公。ルイ16世の王妃。美し誇り高く、人を惹きつける天性の魅力を持つ。

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ

もう1人の主人公。ジャルジェ将軍の娘。後継の男児を求める父親の期待に反して女児ばかり5人が生まれた後に生を受けるが、鳴き声のあまりの元気の良さに、

父レニエにより後継として育てられた男装の麗人。

アンドレ・グランディエ

ジャルジェ家の馬丁。オスカルの従卒かつ幼馴染。父親と母親を亡くし唯一の肉親の祖母に引き取られた。

青年期になるとオスカルを女性として愛する気持ちが募るが、身分違いの恋だと自戒している。

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン

スウェーデン貴族。容姿端麗で思慮深く知性的な青年。オスカルを親友として慕う。

ロザリー・ラ・モリエール

オスカルがパリの下町で出会った少女であり、彼女を強く慕っている。後にオスカルにとっても実の妹のような存在となる。

ルイ16世

フランス国王。アントワネットの夫。趣味は読書と鍛冶と狩猟。小太りでおとなしく優柔不断だが、真面目で家庭的な優しい性格で、国民からも慕われていた。

しかし、ヴァレンヌ事件をきっかけに国民の信頼を失って処刑される。