レトルトカレー
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レトルトカレーは===レトルト食品===のひとつ。カレーを===レトルトパウチ===に封入したものである。
調理方法
レトルトカレーは、3〜7分ほど湯煎するか、数分ほど電子レンジで温めて調理するだけで、一食分のカレーライスを作って食べることができる、便利な商品である。そのため、現在日本では子供から老人まで、幅広い層に日常的に利用されるに至っている。
レトルトカレーの歴史
レトルトパウチの誕生
レトルトパウチ食品は、もともとアメリカ陸軍の補給部隊研究開発局により開発された。缶詰の重さや、空缶処理の問題を改善するのが狙いで、缶詰にかわる軍用携帯食として開発したのが始めである。その後、NASAのアポロ計画において「宇宙食」として採用されたことから、多くの食品メーカーに注目される。 だが、米国では当時、すでに一般家庭に冷凍冷蔵庫が普及しており、各種の冷凍食品が発売されていたことから、当時はまったく普及しなかった。これには、パッケージの貼り合わせに接着剤を用いていたために、食品医薬品局からの認可が下りなかったのも原因の一つである。