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神の定義[編集]

もっとも広い意味では、宗教的行動の対象はすべて神とよばれるが、厳密な意味では、人格的で個性がはっきりして、固有名詞をもった超自然的存在をいう。しかし、宗教によって、神の形態や内容は多種多様である。

神の由来[編集]

日本では、カミは上(かみ)であるとする語源説が有力であったが、奈良時代の発音では、カミ(神)はKamï、カミ(上)はKamiで別であったから、現在では否定論が多い。鏡(かがみ)の略、隠身(かくりみ)の転訛(てんか)、朝鮮やモンゴルの「汗(カン)」と同源、アイヌ語の「カムイ」と同根など、語源については諸説がある。 漢字の「神(しん)」は、祭壇を表す「示」と電光の形を描いた「申」からなり、祇(ぎ)(地のカミ)、鬼(き)(人の魂)に対し「天神」をさす。カミに神という漢字を用いたため、中国の上帝という超人的な意味が加えられ、明治以後、テオスtheos、デウスdeus、ゴッドgodなどの訳語として用いられたため、ギリシア哲学の最高の統一原理という抽象的意味が加わり、キリスト教の唯一絶対神という性格も加味されるようになった。

参考記事[編集]

https://kotobank.jp/word/%E7%A5%9E-46603