バーチャルYoutuber

提供: つれづれウィキ
2021年11月30日 (火) 03:34時点におけるE13moena (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「”バーチャルYouTuber”(バーチャルユーチューバー、英: Virtual YouTuber)は、2016年12月に活動を開始したキズナアイがYouTuber活動…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

”バーチャルYouTuber”(バーチャルユーチューバー、英: Virtual YouTuber)は、2016年12月に活動を開始したキズナアイがYouTuber活動を行う際に自身を称した事に始まる語である。 元々はキズナアイ自体を指す語であったが、2017年末以降では主にインターネットやメディアで活動する2DCGや3DCGで描画されたキャラクター(アバター)、もしくはそれらを用いて動画投稿・生放送を行う配信者の総称を指す語として使用されている。 略語として、VTuber、Vチューバー(ブイチューバー)ともいう。2021年現在では活動の場がYouTubeに限定されない場合もあり、その際はVTuberの名称が使われることが多い。

概要[編集]

「バーチャルYouTuber」とは、2016年12月にキズナアイがYouTuber活動を行う際に名乗り、初めて使用された名称である。知名度の拡大により一般的に使用されるまでは他のユーザー間でも広く使われていたというわけではなく、元々はキズナアイ自体を指す名称であった。同時に、本人による「バーチャルYouTuber」というカテゴリーの中で、自身を「世界初のバーチャルYouTuber」と位置付けてきた。即ち、バーチャルYouTuberの原義としては「キズナアイ」と言えるが]、2017年末頃より強い注目を受けたタイミングから総称としての使われ方をされるようになったとされ、キズナアイはこの時期を「なにかが弾けて一気に注目されたタイミング」と表現している。もっとも、現在でも総称としての定義は人によって異なるなど一定しているわけではない。

キズナアイが2017年末を「何かが弾けた」と表現しているように2017年末から2018年はバーチャルYouTuberの文化が急激に拡大した時期ということができ、にじさんじやホロライブなどが演者の募集をかけると同様に、他の企業の参入、演者の募集も相次ぎ、さまざまなプロジェクトの発足もあり、2018年の一年を通してバーチャルYouTuberの人口は10倍前後に拡大した。また、「MikuMikuDance」と呼ばれる3Dアバターを制作していたモデラーや「Live2D」で使用可能なイラストを執筆できるクリエーターの参入等により、バーチャルYouTuberというカテゴリーはより活発なものとなっていった。

これらバーチャルYouTuberの大きな特徴として、人間の全身の動きを読み取るモーションキャプチャの利用をあげることができる。モーションキャプチャは日本においてエンターテイメント分野では3Dモーションの作成を始めとして1990年代からゲーム開発等において用いられてきたものであるが[24]、この技術を利用することで、リアルタイムでキャラクターにリアクションを取らせ、生放送やゲーム実況を行わせることを可能にしている。同じ2次元、もしくは3次元のキャラクターであっても、アニメやゲームと異なり直接に生放送での視聴者とのやりとりが可能なことなどから、人気が高まったと言える。

2020年の段階では、1万人を超えるバーチャルYouTuberが活動を行っている。