ごくせん

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『;ごくせん:』は、森本梢子による日本の漫画。集英社の漫画雑誌『YOU』で2000年から2007年2月まで連載された。極道の跡取り娘である主人公が男子高の学級担任となり、型破りな高校教師として活躍するコメディ。「ごくせん」とは「極道先生」の省略形である。連載終了後も何度か番外編が『YOU』や『別冊YOU』などに掲載されている。

日本テレビ製作で2002年以降テレビドラマ化(シリーズ3作、単発2作)され、2004年にアニメ化された。2009年7月にはテレビドラマ版の劇場用作品『ごくせん THE MOVIE』が公開された。

登場人物

山口久美子(やまぐち くみこ)

本作の主人公。 白金学院3年4組担任の新米教師(就任時は2年4組担任)。担当教科は数学。両親は交通事故により幼い頃に死別。後藤久美子と遠藤久美子の「ゴクミ」「エンクミ」にあやかって「ヤンクミ」と内山に名付けられた(ドラマ版では本名の山口久美子にあやかって3年D組の生徒達から「ヤンクミ」と名付けられた)。おさげに眼鏡の地味な風貌。だが、その正体は任侠集団・黒田一家(ドラマ版では大江戸一家に変更されている)の組長の孫娘。黒田の顧問弁護士である篠原智也に惚れている。

沢田慎(さわだ しん)

白金学院3年4組のリーダー的存在。家族は父、母、兄(ドラマ版では父、母、妹)。父は警察庁刑事局長(ドラマ版では代護士)。実家を離れて一人暮らし中。 久美子に好意を抱き、以来彼女の支えとなる存在となっていく。これといってやりたいこともなく、就職しようと思っていたが、「久美子とその大事な人達の幸せのために役に立って生きたい」という夢を見つけ、卒業後は黒田一家の極道弁護士になるため大学進学を志望し、終盤で見事東京大学に合格した。「卒業したら告白する」という公約通りに、最終回で久美子に告白した。2007年末発売の『YOU』に掲載された番外編『ごくせん2008』において、久美子と相思相愛となる。また2009年7月発売の『YOU増刊 ごくせん THE BEST』のおまけ4コマ漫画において、久美子との間に子供が2人誕生しているエピソードが紹介された。

テレビドラマ

仲間由紀恵主演。

日本テレビ系で、3本の連続ドラマ『第1シリーズ』2002年4月17日 - 7月3日、『第2シリーズ』2005年1月15日 - 3月19日、『第3シリーズ』2008年4月19日 - 6月28日)、2本の単発ドラマ『ごくせんスペシャル』が放送された。

『第1シリーズ』の最高視聴率は23.5%で、さらに『第2シリーズ』は日本テレビ系のドラマで平均視聴率1位の28%を獲得、最終回は32.5%だった。2008年に放送された『第3シリーズ』は高視聴率をキープし、その年の民放連続ドラマのトップになった。

映画

日本テレビ系のテレビドラマ「ごくせん」の映画化作品。2009年3月28日にドラマ版最後のスペシャル「ごくせん卒業スペシャル'09」が放送され、映画では赤銅学院高校3年D組の生徒が卒業した後、2年生から3年へと進級した生徒との一大騒動に巻き込まれる姿が描かれ、映画をもってごくせんシリーズは完結する。 全国409スクリーンで封切られ、公開2日間で40万2440人を動員。週末興行成績ランキングで1位を記録し、配給元の東宝は興行収入目標を40億円と発表した。最終興行収入は34.8億円。