ビスコ

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ビスコ

概要[編集]

江崎グリコから発売されているビスケット菓子。グリコの看板商品の一つで、キャッチフレーズは「おいしくてつよくなる」。 4cm×2cmの長方形のビスケットで乳酸菌入りクリームをサンドしている構造で、ビスケット生地にはハートの中に「ビスコ」という文字が入っている模様がつけられており、両面合わせて14個の空気穴が空けられている。

歴史[編集]

・1933年、創業者の江崎利一が胃腸の働きを活発にする酵母に着目し、当時としては画期的な酵母入りビスケットとして発売された。商品名は酵母入りビスケットの略称「コービス」に由来する。また社名の「グリコ」と語呂がよく、末広がりの8画で縁起が良いというのもあった。 ・1934年9月21日、近畿地方に大きな被害をもたらした室戸台風の被災者に格安でビスコを販売したことが大ヒットの契機となった。 ・第二次世界大戦中では製造中止を余儀なくされ、戦後は1951年に発売が再開された。 ・1979年には生地を現在と同じ成分のものに変更されるなど、大幅な製品リニューアルが加えられた。 ・2007年8月、防災対策用に長期保存できる「ビスコ保存缶」を発売した。 ・2012年2月、発売80年目で過去最高売上を記録した。 ・2020年10月1日、「ビスコ」を15年ぶりにリニューアルすると発表した。「ビスコ史上最大のクリーム量」で、子どもの人気獲得を狙う。クリーム量は従来比25%増量した。

商品[編集]

クリームサンドビスケット 発酵バター仕立て 小麦胚芽入り香ばしアーモンド 焼きショコラ いちご カフェオレ バニラ

ビスコ坊や[編集]

初期の販売から現在に至るまでパッケージに「ビスコ坊や」なる少年のイラストが描かれており、時代とともにデザインを変更している。「坊や」の名の通り、男の子であり、決まった名前は付けられていないがモデルは存在しない。

原材料[編集]

小麦粉、砂糖、ショートニング、乳糖、ミルクシーズニング、加糖練乳、マーガリン、食塩、でん粉、乳酸菌(有胞子性乳酸菌)、炭酸Ca(炭酸カルシウム)、膨張剤、乳化剤、香料、調味料(アミノ酸等)、V.B1、V.B2、V.D