ミニチュア・ダックスフンド
英語名[編集]
Miniature Duchshund
原産国[編集]
ドイツ
歴史[編集]
「ダックス」とは、ドイツ語でアナグマ、「フント」は、猟犬を表す。ダックスフンドは、アナグマ猟に使われた猟犬で、短い手足で巣穴にもぐり込み、アナグマを追い出す役割を担っていた。
サイズ[編集]
ダックスフンドのサイズは、生後15カ月を経過した時点で胸囲を計測して決定する。この時、胸囲30~35cmの場合にミニチュア・ダックスフンドに分類され、これより小さい場合はカニンヘン・ダックスフンド、大きい場合は、スタンダード・ダックスフンドに分類される。
性格[編集]
狩猟犬として改良されたダックスフンドは、勇敢で好奇心旺盛な性格。そのため、ミニチュア・ダックスフンドも穴を掘る、獲物を追いかける、ニオイを嗅ぐなどハンティング気質が色濃く残っている。毛質によっても性格が異なり、スムースヘアードは頑固で負けず嫌い、ロングヘアードは、明るく友好的、ワイアーヘアードは協調性に富んだ性格が多いのが特徴。
毛質[編集]
ダックスフンドの毛質は、スムースヘアード、ロングヘア―ド、ワイアーヘアードの3種類がある。
スムースヘアード・・・ミニチュアピンシャーとの交配で誕生した。短毛で硬い毛質。毛が密集し、滑らかで光沢感のある毛並みが特徴。
ロングヘアード・・・スパニエル系の犬種との交配で誕生した長毛のダックスフンド。ふわっとやわらかく、光沢感ある毛並みが魅力。毛質はウェーブがかかっていたり、ストレートだったり個体差がある。
ワイアーヘアード・・・シュナウザーとの交配で誕生。全身が太く硬い毛で覆われていて、ヒゲと眉毛がチャームポイント。耳は、スムースヘアード同様に短毛。
毛色[編集]
ダックスフンドの毛色はとてもバリエーションが豊富で、単色と2色に大きく分けられます。
単色・・・レッド、クリーム、チョコレートなど。シューデッドと呼ばれる黒い毛が散在しているケースもある。
2色・・・ブラックタン、チョコレートタン、ブラック&クリームなど。目の上やマズル、胸などにタンがあるのが特徴。
その他・・・他にも全体に斑のあるダップル、虎のように縞柄のブリンドルなどがある。ワイアーヘアードに関しては上記以外にワイルドボアー、テッドリーフ、ソルト&ペッパーがある。