時計
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時計[編集]
時刻を知るための装置。一般に天体観測具,日時計,月時計,星時計,アストロラーブなど直接に天体の地球に対する相対位置の観測に基づくものから,人工的機構による水時計,砂時計,火時計,機械時計,電気時計などがある。近代では主として機械時計と電気時計をさす。いずれも一定周期の振動をその動作の基本に用いている。機械時計では振り子またはひげぜんまいと天府を振動体とし,動力にはぜんまいばねやおもりを用いている。電気時計には永久磁石とコイルを組合せた乾電池式,トルクモータを用いた電磁式,電磁石に親時計からパルスを与えて駆動する親子時計,商用交流の周波数を利用したワーレン型,水晶発振器を用いた水晶時計がある。原子または分子の共鳴吸収の周波数に基づいた原子時計が最も精度のよいものである。