「代数的整数」の版間の差分

提供: つれづれウィキ
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の2版が非表示)
22行目: 22行目:
 
<dd>藤崎源二郎,1975,代数的整数論入門 上,裳華房</dd>
 
<dd>藤崎源二郎,1975,代数的整数論入門 上,裳華房</dd>
 
</dl>
 
</dl>
 +
 +
{{DEFAULTSORT:たいすうてきせいすう}}
 +
{{デフォルトソート:たいすうてきせいすう}}
 +
 +
[[Category:代数的整数論]]

2021年10月23日 (土) 18:30時点における最新版

複素数 が下記の定理の 4 条件の中の 1 つ(したがって全部)を満たすとき、代数的整数、あるいは単に整数という。


定理 複素数 について次の 4 条件は同値である。

(1)

の形のある方程式の根である。

(2) は代数的整数で、 に関する最小多項式 に含まれる。

(3) の生成する整域 加群として有限生成である。

(4) に対して の有限生成な 部分加群 となるものが存在する。

参考文献
藤崎源二郎,1975,代数的整数論入門 上,裳華房