代数的整数
2020年5月5日 (火) 22:48時点における221.171.95.149 (トーク)による版
複素数 が下記の定理の 4 条件の中の 1 つ(したがって全部)を満たすとき、 を代数的整数、あるいは単に整数という。
定理 複素数 について次の 4 条件は同値である。
(1) は
の形のある方程式の根である。
(2) は代数的整数で、 の に関する最小多項式 は に含まれる。
(3) 上 の生成する整域 構文解析に失敗 (MathML、ただし動作しない場合はSVGかPNGで代替(最新ブラウザーや補助ツールに推奨): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \mathbb{Z}[\alpha]} は 加群として有限生成である。
(4) に対して の有限生成な 部分加群 で となるものが存在する。
- 参考文献
- 藤崎源二郎,1975,代数的整数論入門 上,裳華房